きのうのワインと「野郎どもと女たち」

シャトー・グィオー コスティエール・ド・ニーム（Château Guiot　Costières de Nîmes）2013

コスティエール・ド・ニームはフランス南部、地中海に面したラングドック＝ルシヨン地域圏ガール県のワイン産地の名称。ローヌ川の右岸（西側）のニーム市とその周辺の23の村でワイン造りが行われているという。

さわやかな酸味があり、飲みやすい。

ワインの友で観たのは、昼間NHKBSでやっていた『野郎どもと女たち』。
1955年のアメリカ映画。ギャンブラーと救世軍の女性をめぐる恋物語。
主演は若き日のマーロン・ブランド。それにフランク・シナトラ、ジーン・シモンズ。
マーロン・ブランドは当時『欲望という名の電車』（51年）、『波止場』（54年）などで売り出し中。ジーン・シモンズ扮する救世軍のお堅い女性に恋したギャンブラー役で、吹き替えナシで歌っていてなかなか甘い声だった。

地下の賭博場での男たちのダンスシーンがため息が出るほど見事。『ウエストサイド物語』はそれから6年後の1961年に作られているが、『ウエストサイド物語』の男どもの踊りよりよりはるかに素晴らしかった。