善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

コーカサス3国旅行記⑬

コーカサス3カ国の旅8日目の17日(金)午後、あと数キロ北上するとロシアの国境に達するというカズベキから引き返す。ここから先の国境付近は情勢が不安定であり、近づくと危険である。

カズベキから2170mの山の頂に建つサメバ教会に向かうが、道路は舗装されておらず、4WDに乗り換える。
ドロンコの悪路を、クルマは飛び跳ねながら進む。
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天気がよければ大コーカサス山脈の高峰のひとつ、カズベキ山(5033m)をながめられるはずだったが、この日はあいにく雨模様(ふもとは晴れていたのに! これだから山の天気はわからない)
丘の上に建つサメバ教会。
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ここにも日輪のマーク。
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ここに住んでいるという聖職者が、観光客が不届きな行為をしないか目を光らせていた。
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バスの窓から渓谷を眺めると、たくさんのヒツジの群れ。
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十字架峠の石碑には標高2395mと刻まれてある。
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霧のなかに建つ十字架。
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11世紀のジョージアの国王が、コーカサスにここまでキリスト教を布教できた証として十字架を建てたと伝えられる。アジアからヨーロッパにつながるシルクロードのこの場所で、キリスト教世界とイスラム教世界が初めて出会った証でもあるのだろうか。

帰り道で見た風景。
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夜は、コーカサスの旅の最後の夕食。ビアホールのような広々としたトビリシのレストランで食事。
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この日食べたのはというジョージア風の水餃子といわれるヒンカリ。実際食べてみると小龍包に近い感じがする。
ジョージアはモンゴルの支配も受けた。東の餃子・小龍包文化がこちらにも押し寄せた結果だろうか。いやあるいは逆に、ヒンカリが東に伝わっていったのか?
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昔のトビリシの写真が飾ってあった。
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お酒でいい気分になった人たちが立ち上がって歌っていた。
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家族で踊る人もいた。ジョージア人はけっこう陽気だ。
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