善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

白谷橋~岩茸石~さわらびの湯

憲法記念日の3日は仲間と毎年恒例の新緑ツアーと称する山登り。
本来は山頂まで行くところを途中で引っ返し、帰りに温泉に入るコース。

西武新宿線上石神井駅から朝7時48分発の急行で所沢乗り換え。池袋線飯能駅に8時37分到着し、北口2番乗り場から8時55分発のバスで名郷行きに乗る。
時間に余裕を持たせて飯能に着いたので、バスにはラクラク座れた。出発するころにはけっこう混んできて、たっている人も多い。
45分ほどでさわらびの湯到着。

コンクリートの道を歩いて名栗湖へ。
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正式名称は有間(ありま)ダムといって、洪水調節や水道用水などのための多目的ダムという。コンクリート製のダムが多い中で(代表的なのが黒部ダムだろう)、このダムはロックフィルダムといって、岩や土砂を積み上げて建設されたダムなんだとか。
しかも、普通は水が一杯になったらゲートから放水するところを、このダムは湖に四角い大きな穴が掘られていて、一杯になった水はこの穴に落ちていってトンネルを通って下流に放流される仕組みになっているらしい。
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バス停から30分ほど歩いて白谷橋という登り口に到着。クマ出没の張り紙あり。
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本来ならここから沢を登っていって棒ノ嶺まで登るところだが、われわれは途中の岩茸石(いわたけいし)から引っ返す。
登り口では登山届を提出しろとのお達しがあり、スマホでもオッケーというので手続きする。
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このコースの醍醐味はプチ沢登り、プチ岩登りが体験できること。途中、クサリやロープがないと登れないところもあり、スリル満点。

途中みつけた花。
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水がチョロチョロ流れる岩場を登っていく。
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人気のコースらしく、次々と登山客がやってくる。それも、われわれが行くところはいつもオジサン、オバサンが多いのに、きょうは若者のグループや家族連れが多い。たしかに、棒ノ嶺まで登れば健脚コースだ。途中で引っ返すのも、健脚コースの醍醐味を多少は味わえるのでアイデアとしてはおもしろいのでは?
(山頂からの絶景はのぞめないが、途中の眺めもそれなりによかった)

イチリンソウみたいな花。
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青い花も。
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岩茸石はその名の通り巨大な岩がドデーンとある。
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復路は滝ノ平という尾根を下るコース。
ただし、途中まではゆるい勾配の尾根歩きが心地よかったが、最後の方はけっこうな急坂が続く。

下山したのは午後2時ごろ。
さわらびの湯で疲れた筋肉を癒す。
ここのお風呂は2回目だが、ビールは缶ビールしかなく、おつまみもカワキモノばかりで、サービスはイマイチ。
それでもなぜか「イカ天瀬戸内れもん味」という愛媛県伊予市のオカベという会社が販売しているレモン風味のイカ天スナックを売っていて、これがビールに合う。

上石神井駅帰着は夕方5時ごろ。
駅南口近くでイッパイやろうと店を探す。
「よってけ酒場」という、あまり入りたくない名前の店が外から見るとけっこうにぎわっているので、入る。1年半ほど前にオープンした店で、オジサンぽい人と若い男性の2人でやってるらしい。

魚や野菜がメインの店のようだ。
酒は日本酒を冷やで何杯か。
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刺身3点盛り。
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アジ唐揚げがちょっと変わっている。
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貝柱のかき揚げ。
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長芋シャキシャキサラダ。
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家に帰り着いたのは9時ごろだった。お疲れさんでした。