善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

桑の実

日曜日朝の善福寺公園は快晴。風はさわやか。しかし、日差しは夏の暑さ。

上池のボート乗り場から公園事務所に向かう池の端に、グミみたいな赤っぽい実を実らせた木があった。
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よく見るとまだ実り始めたばかりで、ほかにもたくさんの実をつけている。
桑の実に似ている。
養蚕が盛んだった日本の昔は、桑の木はもっと身近なものであったろう。
それにしても桑の実は初夏のものだったのか。

三木露風作詞、山田耕筰作曲の「赤とんぼ」にも桑の実が登場する。

夕やけ小やけの 赤とんぼ 負われて見たのは いつの日か
山の畑の 桑の実を 小篭に摘んだは まぼろし

正岡子規の次の句も心に残る。

ありきながら桑の実くらふ木曽路

道端に紫色の小さくて可憐な花。何という花だろう?
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アジサイも咲き出した。
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