リング見えた！

今朝は東京で金環日食が見られるというので朝7時半前に南向きのベランダに陣取る。

子どものころにも東京で皆既日蝕を見たから2回目だ。あのときは、ガラスにろうそくの煤をつけて見た。ところが、そんなもので見たら目に危ないので、ホントは厳禁なんだそうだ。私が見たのはたしか小学生か中学生ぐらいのときで、先生から教えられてそうしたはずだが、昔の教育はいったい何だったんだろう。それとも昔はおおらかだったのか。

きのうまで東京はあいにくの曇りの予報。あまり期待はしなかったが、それでも観測グッズを用意して待った。
1つは牛乳パックでピンホールの原理を応用して作った‘望遠鏡’。もう1つは画用紙に穴をあけたもの。ちょっとオシャレにハート形にした。

7時10分すぎごろから太陽は次第に欠けてきて、半をすぎて本番。
急に辺りが暗くなってきたのは太陽の光が陰ってきたためなのだろう。

ハート形に描いた穴を通る光は、日食が始まる前は丸い太陽の形だったが、少しずつ欠けてきた。でも、穴がきれいに空いてないのか、はっきりしない映像となったのは残念。

一方の牛乳パック望遠鏡はというと、こちらはくっきりとリングが見えた！(ちっちゃいけど)

やがてまた太陽が欠けていって、天体ショーはあっけなく終わったのであった。