土曜日の善福寺公園は曇り。風が冷たい。
しかも泳ぎ方がおもしろい。2羽がグルグルと回るように泳いでいる。まるでハシビロのダンスだ。派手な色合いがオスで、地味なのがメス。
ハシビロガモは漢字で書くと「嘴広鴨」。大きく幅の広いクチバシを持つのが特徴。カモの仲間はクチバシの縁がくしの歯のようになっていて、ハシビロガモのクチバシはことに細かく、ほの種類が食べることのできないプランクトンや草の実も食べることができるという。
ハシビロガモは漢字で書くと「嘴広鴨」。大きく幅の広いクチバシを持つのが特徴。カモの仲間はクチバシの縁がくしの歯のようになっていて、ハシビロガモのクチバシはことに細かく、ほの種類が食べることのできないプランクトンや草の実も食べることができるという。
カモはよくクチバシを水面にくっつけて、水面に浮かんでいるプランクトンなどを漉しとって食べたりしているが、この採食方法のために特化したのがハシビロのクチバシというわけだ。
水面をグルグルまわりながら泳ぐ、というのも特徴らしい。なぜそんな泳ぎ方をするかというと、グルグル回ることによって生じた渦で集められたプランクトンなどを採食しているといわれる。
あるいは、求愛行動のための「見せかけ採食」ともいう。たしかに、オスがメスを追っかけているようにも見える。