善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

深川散歩

快晴の日曜日、足を延ばして深川を散歩。
ルートは、西荻窪駅から地下鉄東西線門前仲町下車。そこから北上して地下鉄新宿線森下駅をめざす。

門前仲町を降りるとすぐにあるのが深川不動尊成田山新勝寺のいわば深川出張所。参拝客も多い。本堂ではちょうどお坊さんによる護摩焚きが行われていた。護摩焚きは1日5回行われるとかで、大太鼓を打ち鳴らしながらの読経が続いていた。
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深川不動尊の隣にあるのが富岡八幡宮江戸相撲発祥の地とされ、ドデカイ横綱の記念碑がある。そこから北に歩いていくと小さな鉄橋。かつて「弾正橋」と呼ばれた日本最初の鉄橋だそうで、国の重要文化財。かつては下は川が流れていたのだろうが、今は埋め立てられて遊歩道となっている。
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さらに北上すると法乗院というお寺で、深川閻魔堂として知られるが、閻魔堂の中はとてもカラフルな色彩に彩られ、お賽銭を入れると閻魔さまのお告げが聴けるようになっていて、「ハイテク閻魔さま」というので有名だそうだ。お賽銭は金500円也というのでやめる。
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途中、隅田川にかかる清洲橋の上から東京スカイツリーをのぞむ。
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ほかにも小津安二郎生誕の地、芭蕉が「奥の細道」の旅に出るときの出発地となった庵跡、滝沢馬琴生誕の地、間宮林蔵の顕彰碑などを見てまわり、本日の散歩の終着地、森下へ。

駅の近くに「京金」というそば屋さんがあり、のれんをくぐる。
生ビールのあと、「醴泉(れいせん)」という岐阜のお酒をお燗でもらう。なかなかいける味。つまみは、「そばがきのつけ焼き」「そば苗のお浸し」「鴨のたたき」。〆は「せいろ」と「田舎そば」。
どれもおいしかったが、田舎そばはもっと存在感があってもよかったかな。そばがきのつけ焼きは初めての食体験。まわりは香ばしくて酒にピッタリ。ただし、中はちょっとネットリしていたのが残念。
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西荻窪駅を降りての帰り道、遠くから太鼓の響き。何だろうと近づいていったら井草八幡宮で大太鼓を打ち鳴らす音。
何でも昭和23年に太鼓の皮を張り替えてからは、修理をしていなかった太鼓と台の総修理が行われ、完成を記念してのお披露目だとか。着いたときはちょうど終わったときで、これも残念。
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それでも、おかげで本日の歩行数は2万歩超。