善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

バンのヒナ発見!

土曜日の善福寺公園。快晴。風少々。
きょうは影が濃い。それだけ日差しが強くなったということか。
九州に「日之影町」という町がある。「暗い町なのかな」なんて思うのは大間違いで、「影とは光によってうつる形のこと」、つまり、それだけ明るい町が日之影町なのだという。

それはともかく、快晴の善福寺公園の上空を見上げるが、コアジサシはいない。
ニセアカシアの花が、まるで「こぼれるように」咲いている。
以前、ニセアカシアの花は「涙の滴」と思ったことがあるが、明るい日差しの下で見ると、嬉し涙のようだ。
木の幹に掘られたコゲラ(と思われる)の穴、きょう見るととても大きくなっている。きっと、出入りしやすいように広げたのだろう。ひょっとして、子どもたちの巣立ちのためだろうか?

下池に回ってカルガモのヒナをさがすが、いない。すると、バンが1羽、首を振り振り泳いできた。先日、足元までエサを求めてやってきたバンだろうか。
あとから、小さなバンが追いかけるようにして泳いでくる。先に行ったバンは親鳥で、子どものバンだろう。カルガモのヒナより大きいが、まだ産毛が生えていて、かわいい。またしばらくすると、今度は2羽のバンのヒナが追いかけてきた。合計3羽。

親鳥はどんどん先に行くが、先に行った子どものバンはすぐに近くの小島に上がって茂みに隠れてしまい、残りの2羽はすぐに引っ返して巣に戻ってしまったようだ。
去年見たバンもそうだったが、親鳥は遠くに離れて行って、子どもの自立を促しているようだ。いつもつきっきりのカルガモの親とはずいぶん違う感じだ。

「しょうがないわねー」という感じで、親鳥はヒナたちを迎えに行く。取り残されたヒナが1羽、「マッテー!」と大急ぎで追いかけて行き、親を追い抜いて巣に戻る姿がほほえましい。

アオサギがそーっと歩いて、エサをねらっていた。

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