善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

コアジサシ飛来

コアジサシはまだ来ない」と書いたら、kyoko5346さんより「コアジサシ、7日の朝見ました (*^^)v」、さらに「さ」さんより「9日の夕方、コアジサシを私も発見!」とのご教示。謝謝。
日本野鳥の会のウェブサイト(コアジサシ観察マップ)を見ると、すでに5月5日、6日、朝の6時10分ごろ、2羽のコアジサシが飛来し、2~3回ダイビングして飛び去り、8日にも6時10分ごろから8時ごろまで5羽が飛来して何回もダイビングしていた、との報告がありますね。
去年もやはり連休中にコアジサシが飛来しています。今度じっくり見ることにしましょう。何しろ見ていてあきない鳥、それがコアジサシです。

コアジサシはカモメの仲間。渡り鳥で、日本にやってくるコアジサシは冬の間オーストラリアあたりにいて、夏になると本州以南にわたってきて繁殖するという。
体長は25センチほど、飛んでいるときはカモメのように白っぽい羽根を伸ばし、クチバシはカワセミのように鋭く真っ直ぐに伸びている。

何より特徴は漁の仕方。小魚をエサにしているそうだが、水面のかなり上空を旋回していたかと思うと、突然、急降下する。羽根をすぼめた感じになり、まるで失神したように水中に転落する、と思ったらすぐに水中から飛び出して再び上空に舞い上がっていく。ある程度の深さまで潜って小魚を捉えるためには、羽を広げたままでは空気抵抗があるので、それで羽根を畳んで一直線に落ちていくのだろう。

空を飛ぶ鳥が、生きるための漁ではあえて羽根という武器を捨てる。何といういさぎよさだろう、と思う。

上池のニセアカシアも花を咲かせた。


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