善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

トロールの森で「黄金バット」

今年も11月3日の文化の日から23日の秋分の日まで、都立善福寺公園を中心に野外アート展「トロールの森」が開催される。
2002年にスタートして今年で17回目を迎えるが、池をめぐる周囲にアート作品が展示されるだけでなく、野外劇場での身体表現や、JR西荻窪周辺の「まちなか」でもさまざまな展示やライブ公演が繰り広げられるのが特徴。

私が所属する地域のミニラジオ放送局「ラジオぱちぱち」も例年通り、野外劇「黄金バット」を上演するが、このほどその舞台が完成した。
黒野裕一郎さん製作で、これも出品作品の1つ。
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第99作の黄金バットは題して「怪獣ゼンブク~あらわるの巻」。
女の子カッパにタヌキ、村娘、それにカワウソなんかが暮らす平和な村に、突如あらわれた怪獣「ゼンブク~」と怪獣使いと対決するのは、山伏に身を隠した正義の味方・黄金バット
怪獣使いは実は大悪人ナゾーで、篠原博士が発明したジェット光線を我が物にして戦争の武器にしようと企んでいるのだが、好奇心旺盛なカッパの川子の知恵と勇気でナゾーをやっつける話。

村中を「平和」の文字で埋めつくそうと、「平和」「ヘーワ」とたくさんの文字パネルをつくっているが、中にはダジャレもかまそうと、「ヘイワな味のおでん・ヤキトリの店 へいわ屋」とか、
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黒澤明の「椿三十郎」をもじって「椿平和郎」の映画ポスターなんかもつくってみた。
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怪獣もドデカイのをつくりたいんだが、広い野外でどれだけデカさを出すことができるか?
乞うご期待!