9月8日から17日までの10日間、ポルトガルを旅行してきた。今回は友人を含む総勢4人の個人旅行。リスボンで3泊したあと北上し、コインブラで1泊、ブラガを経由してアマレスのポザーダ(修道院をリノベしたホテル)で1泊、ポルトで2泊して帰国するルート。
日本とポルトガルとはけっこう関係が深い。ユーラシア大陸の東の果て、極東の最東端にあるのが日本なら、ユーラシア大陸の西の果ての国がポルトガル。日出る国が日本で、日が没する国がポルトガルだ。
1543年、鉄砲とともに日本に最初に訪れたヨーロッパ人がポルトガル人だったし、日本から最初にヨーロッパを訪れた日本人は、ポルトガルから派遣されたフランシスコ・ザビエルの弟子の洗礼名ベルナルドで、1553年、ポルトガルのリスボンに到着している(亡くなったのもポルトガルのコインブラで、墓もそこにある)。
天正遣欧使節団がポルトガルを訪れたのは1584年のことだ。
ブランコ、バッテラ、ビスケット、合羽、カルメラ、カステラ、歌留多、チャルメラ、コンペイトウ、コップ、コロッケ、襦袢、チョッキ、ジョウロ、マント、メリヤス、パン、シャボン、タバコ、天ぷらなどなど、ポルトガル語が日本語になったものも多い。
京都・先斗町の語源もポルトガル語だという。
1543年、鉄砲とともに日本に最初に訪れたヨーロッパ人がポルトガル人だったし、日本から最初にヨーロッパを訪れた日本人は、ポルトガルから派遣されたフランシスコ・ザビエルの弟子の洗礼名ベルナルドで、1553年、ポルトガルのリスボンに到着している(亡くなったのもポルトガルのコインブラで、墓もそこにある)。
天正遣欧使節団がポルトガルを訪れたのは1584年のことだ。
ブランコ、バッテラ、ビスケット、合羽、カルメラ、カステラ、歌留多、チャルメラ、コンペイトウ、コップ、コロッケ、襦袢、チョッキ、ジョウロ、マント、メリヤス、パン、シャボン、タバコ、天ぷらなどなど、ポルトガル語が日本語になったものも多い。
京都・先斗町の語源もポルトガル語だという。
旅は最初から最後まで晴天に恵まれ、観光のほか、おいしいワインにおいしい料理を満喫した10日間となった。
利用した航空会社はターキッシュエアライン。6月にツアー旅行でトルコに行ったときもターキッシュだったから、2回連続。ターキッシュを選んだ理由は、イスタンブールでの乗り継ぎ時間が一定時間あって安心できるのと、昼前にリスボンに到着できるので現地での移動に便利だし、うまくすれば最初の日から観光できる利点があるため。
8日、20時45分ごろ成田空港カウンターでチェックインし、軽く夕食をとろうとするが、空港内のどの店もだいたい夜9時には閉店してしまっていた。やむなくコンビニ(ローソン)を探してカップ麺で腹ごしらえ。
21時30分、予定より1時間早く出発し、イスタンブールにも早めの到着。飛行時間は約12時間10分。
イスタンブールからリスボンへは飛行時間4時間55分ほど。10時半ごろ空港に到着。
出口で事前に予約しておいた空港シャトルのドライバーが待っていてくれた。
イスタンブールからリスボンへは飛行時間4時間55分ほど。10時半ごろ空港に到着。
出口で事前に予約しておいた空港シャトルのドライバーが待っていてくれた。
泊まったのはリスボン旧市街の地下鉄ロシオ駅に近いところにあるアパート。ここで3泊する。

古い石造りの建物の3階の部屋で、寝室が2つ、広い居間とキッチンがついていて、日本でいえば2LDKといったところか。バスルームのほかトイレも2つついているので便利。
難点は古い建物だけにエレベータがなく、重い荷物をエッチラ運ばなければいけない点。階段の数を数えたら74段もあった。
部屋の窓からの眺め。

リスボンは「7つの丘の街」と称されるほど坂の多い街。赤レンガの建物はどれもカラフルで、カメラを向ければすべてが絵になる。
ただし落書きも多い。中には傑作?もあるが・・・。

昼ごろや夕方になると、狭い道路であろうとレストランや居酒屋のテラス席となる。
ホント、ポルトガルに限らず、ヨーロッパ人は屋外で飲み食いするのが大好きだ。
日本と違って湿気が少ないので乾いた風が吹く外の方が快適なのだろう。

古い石造りの建物の3階の部屋で、寝室が2つ、広い居間とキッチンがついていて、日本でいえば2LDKといったところか。バスルームのほかトイレも2つついているので便利。
難点は古い建物だけにエレベータがなく、重い荷物をエッチラ運ばなければいけない点。階段の数を数えたら74段もあった。
部屋の窓からの眺め。

リスボンは「7つの丘の街」と称されるほど坂の多い街。赤レンガの建物はどれもカラフルで、カメラを向ければすべてが絵になる。
ただし落書きも多い。中には傑作?もあるが・・・。

昼ごろや夕方になると、狭い道路であろうとレストランや居酒屋のテラス席となる。
ホント、ポルトガルに限らず、ヨーロッパ人は屋外で飲み食いするのが大好きだ。
日本と違って湿気が少ないので乾いた風が吹く外の方が快適なのだろう。
坂の多い街だけにトラム(市電)なども発達している。タクシーも多いし、インドから伝わったのかトゥクトゥクと呼ばれる3輪バイクもひんぱんに走っている。

ポルトガルの第1日目は、トラムに乗ってジェロニモス修道院があるベレン地区をめざす。「リスボアカード」を購入し、フィゲラ広場からトラム15番に乗車。
まずはポルトガルで一番おいしいといわれるポルトガルの伝統菓子ナタ(エッグタルト)の店、パスティス・デ・ベレンへ。このお店、1837年創業の老舗で、店の前には長~い列ができていた。

ジェロニモス修道院。

大航海時代の立役者、エンリケ航海王子とヴァスコ・ダ・ガマの偉業をたたえ、また世界に乗り出していく船乗りたちの航海の安全を祈願するため、マヌエル1世が建てた修道院。

ポルトガルの第1日目は、トラムに乗ってジェロニモス修道院があるベレン地区をめざす。「リスボアカード」を購入し、フィゲラ広場からトラム15番に乗車。
まずはポルトガルで一番おいしいといわれるポルトガルの伝統菓子ナタ(エッグタルト)の店、パスティス・デ・ベレンへ。このお店、1837年創業の老舗で、店の前には長~い列ができていた。

ジェロニモス修道院。

大航海時代の立役者、エンリケ航海王子とヴァスコ・ダ・ガマの偉業をたたえ、また世界に乗り出していく船乗りたちの航海の安全を祈願するため、マヌエル1世が建てた修道院。
中庭を囲む回廊に描かれた珍獣?、太陽。


ジェロニモス修道院に併設されたサンタ・マリア教会の内陣に安置されたマヌエル1世の棺。ピラミッドみたいに高く、最上部には王冠。台座を支えているのはゾウだ。

教会の入口付近に安置されていたヴァスコ・ダ・ガマの棺。

台座を支えていたのはライオンだった。


ジェロニモス修道院に併設されたサンタ・マリア教会の内陣に安置されたマヌエル1世の棺。ピラミッドみたいに高く、最上部には王冠。台座を支えているのはゾウだ。

教会の入口付近に安置されていたヴァスコ・ダ・ガマの棺。

台座を支えていたのはライオンだった。
続いてベレンの塔を見学したあと発見のモニュメントへ。
途中見かけたハデな建物。

発見のモニュメント。

大航海時代に俺たちはこれだけ世界を発見しまくったぞ、と威張っているような石碑。
先頭にいるのはエンリケ航海王子。
ザビエルの姿もあって、要するに日本を「発見」したザビエルを讃えているというわけだ。
途中見かけたハデな建物。

発見のモニュメント。

大航海時代に俺たちはこれだけ世界を発見しまくったぞ、と威張っているような石碑。
先頭にいるのはエンリケ航海王子。
ザビエルの姿もあって、要するに日本を「発見」したザビエルを讃えているというわけだ。
夕方になったので、発見のモニュメントから数分の海辺のレストランへ。
日本で事前に調べておいた「Clube naval de lisboa」という店で、直前に電話したら空いているというので向かう。
見晴らしのいい2階席に案内されたが、はじめはガラガラだった店内も帰るころには満席になっていた。

ビールとワインで乾杯。

食べたのは、生カキ、タコのオリーブ炒め、サラダ、バカリャウ(ポルトガル名物の干しダラ)フライ、リゾットなどなど。






夜もとっぷりと暮れて、宿へはウーバー(Uber)で帰ることにする。
ウーバーというのは、早い話が合法的な白タクといったらたとえが悪いかもしれないが、アメリカのウーバー・テクノロジーズという会社が運営する自動車配車ウェブサイトおよび配車アプリのこと。ウーバーのドライバー専門の人もいるが、身分登録すれば一般の人でもドライバーになれるのが特徴。現在、世界70カ国・地域の450都市以上で展開しているという。
アプリで現在位置と目的地を設定すると、近くにいる車がやってきて目的地まで運んでくれる。支払いはカードから引き落とされるので現金の必要がない。
海外でウーバーを利用するのはこれが初めて。さっそく試してみると、「1分で行きます」と連絡があり、ホントに1分後に車が到着。無事宿に帰れた。
日本で事前に調べておいた「Clube naval de lisboa」という店で、直前に電話したら空いているというので向かう。
見晴らしのいい2階席に案内されたが、はじめはガラガラだった店内も帰るころには満席になっていた。

ビールとワインで乾杯。

食べたのは、生カキ、タコのオリーブ炒め、サラダ、バカリャウ(ポルトガル名物の干しダラ)フライ、リゾットなどなど。






夜もとっぷりと暮れて、宿へはウーバー(Uber)で帰ることにする。
ウーバーというのは、早い話が合法的な白タクといったらたとえが悪いかもしれないが、アメリカのウーバー・テクノロジーズという会社が運営する自動車配車ウェブサイトおよび配車アプリのこと。ウーバーのドライバー専門の人もいるが、身分登録すれば一般の人でもドライバーになれるのが特徴。現在、世界70カ国・地域の450都市以上で展開しているという。
アプリで現在位置と目的地を設定すると、近くにいる車がやってきて目的地まで運んでくれる。支払いはカードから引き落とされるので現金の必要がない。
海外でウーバーを利用するのはこれが初めて。さっそく試してみると、「1分で行きます」と連絡があり、ホントに1分後に車が到着。無事宿に帰れた。
スゴイぞウーバー!