善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

ダイミョウセセリはなぜ「大名」か?

日曜日朝の善福寺公園は曇り。きのうよりはすごしやすい。やはり秋が近づいているのか。

きのういたあたりにけさもカワセミ。ただしきのうは2羽だったが、けさは1羽。
きのうはエサとりに忙しかったが、けさはジッとしていた。
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枝の先にシオカラトンボらしいのが止まっていた。
前の翅もうしろの翅も同じ大きさのはずなのに、やけにうしろのが大きく見える。
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アオサギがポツンと1羽、何思う。
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けさは黒いチョウが何羽か舞っていた。
クロアゲハに似ているが、翅が少し長く、尾状突起がやけに長いからオナガアゲハだろうか。
ただ、可哀相に片っぽのがチョン切れていた。
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小さな赤い花に小さな黄色いチョウが止まっていた。
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アザミの花が咲き出していた。
アザミはキクの仲間。やっぱり秋近し。
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セセリチョウっぽい小型のチョウ。
ダイミョウセセリだろうか。
関西型と関東型があり、後翅に白い帯があるのが関西型、ないのが関東型。こちらはやっぱり関東型のようだ。
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小さいくせになぜ「大名」なんて名前なのか?
諸説あり、その1つは、通常セセリチョウの仲間は止まったときに翅を立てる傾向にあるが、ダイミョウセセリは翅を広げて止まる。その姿が大名行列にひれ伏しているようにみえるから、というもの。
あるいは、止まっているときに見える前翅の白い紋が戦国時代の大名の裃姿に似ているから、というのもある。
ちなみにセセリは「つつき掘る、掻きほどくる」の意味で、小刻みな動作をせわしなくくり返すというのでこの名がついたとか。

きのう見つけたコアオハナムグリ(小青花潜)がけさもいた。
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