秋分の日の木曜日朝の善福寺公園は晴れ。気温は高めだが、さわやかな朝。
けさのカワセミは上池と下池に1羽ずつ。いずれもメスのカワセミだった。
上池のカワセミ。
下池のカワセミはサービス精神旺盛なのか、比較的近くまできてくれる。
けさは、かぼそいながらもセミが鳴き、トンボも目につく。
鳥の声がするので見上げたら、高い木の枝の先にトンボがとまっていた。
すると、その近くにも別のトンボ。お見合いでもしてるのか?
池のほとりでは交尾しながら飛んでいるトンボを見たが。
ヒメマダラエダシャク、あるいはユウマダラエダシャクか、とにかくマダラエダシャクが交尾していた。
上のおなかがぷっくりしてるのがメスだろうか。
マダラエダシャクは新芽の出る4~5月ごろと7~9月ごろの年2回発生し、秋に羽化した成虫は交尾のあと葉に卵を産みつけ、幼虫や蛹となって越冬するという。
こちらも葉っぱの上にセセリチョウが並んでとまっている。やっぱりお見合い中か?
コナラの樹液を仲よく吸っているのはジャノメチョウだろうか。
池のほとりには独り者のシオカラトンボ。
ヒヨドリジョウゴの看板の上にはヒメジャノメ。
アザミの蜜を吸っているのはあまり見たことのないヒョウモンチョウ。
帰って調べたらミドリヒョウモンに似ている。
白の太いラインが3本あるのが特徴というが、たしかにそれらしい。
しかし、名前の由来は翅の裏側がやや緑色を帯びているからというが、あまりそうは見えないが。
ツマグロヒョウモンのメスが地面におりていた。
吸水のためだろうか。
ツマグロヒョウモンのオスとメスにははっきりとした違いがあり、名前の通り、翅の先に黒い模様があるのがメス。
ツマグロヒョウモン自体は毒を持たないが、毒を持つ別のチョウにそっくりに擬態して、天敵を寄せつけないようにしているといわれる。