善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

オオミズアオ

月曜日朝の善福寺公園は曇り。湿度高い。
朝の6時半少し前に公園に着くと、眠そうな顔の小学生とお母さんたちが続々と集まってくる。
どうやらけさから小学生を対象としたラジオ体操が始まるらしい。

けさの夏季巡回ラジオ体操は群馬県草津町からの中継だった。

草が茂っている当たりの足元に大きな美しいガが止まっていた。
オオミズアオ(大水青)だった。
翅が青白い色をしていて、ピンク色というか赤っぽい直線があり、翅にはまるで欠けた月のような小さな丸い斑紋がある。
イメージ 1

そういえば何年か前にもこのあたりでオオミズアオを見た。
よほど好みの樹木でもこのあたりにあるのか、ここで産卵する習性がついてでもいるのだろうか。

上から見ると変わった顔をしている。
イメージ 2

左右の黒っぽいのが目。頭から伸びる触覚にはクシのようなものがついている。
オス・メスの違いは触角のクシを見ればわかるそうで、オスはクシの部分が長く広がっているが、メスはややすき間がありクシの歯のようになっているという。
このクシは感覚毛と呼ばれるもので、オスのクシが長く広がっているのはメスの出す匂いをキャッチしやすいようにするためという。
とするとこれはクシの歯みたいだからメスか?

ちなみに間違えやすい近縁種にオナガミズアオがいる。