善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

今年の初アオジ

日曜日朝の善福寺公園は快晴。途中からときおり強い風が吹く。

きょうは1月7日、松の内の最終日。七草粥をいただいてから散歩に出かける。

 

まずは上池を半周。

オスのカワセミのマルちゃんは見つけられなかったが、いつもの木にムッくんらしいオスのカワセミ

 

下池に向かっていると、チッ、チッとアオジの鳴き声が聞こえる。

目を凝らすと、藪の中を2羽のアオジが移動していくのが見える。

つがいが朝食の最中のようだ。

一瞬だけ姿を見せてくれた。

今年の初アオジだ。

アオジはオスもメスも同じ模様をしているが、オスは目のあたりが黒くて精悍な感じなのに対して、メスは全体に淡い色合いで、目のあたりがそれほど黒くなくてやさしい感じ。

とするとメスだろうか。

アオジの名は、アオはその色から、ジは、ホオジロの仲間をシトドと呼んだため。かつてはアオシトドと呼ばれ、呼びやすいように短縮されてアオジとなったんだとか。

ちなみにアオの語源は、奈良・平安の時代、青葉などみずみずしいものや若々しいものはすべてアオ(青)と呼ばれ、緑は青だったため。いまだに初夏の緑は「目に青葉」だし、交通信号も緑は青信号と呼ばれる。

 

下池をめぐっていると、オスのカワセミ

枝にとまって小魚をねらっている。

居合わせた善福寺池カワセミに詳しいカワセミウオッチャーによると、三郎とケイコの子どもの3Kくんではないかという。

最近下池には、上池にいるメスのヤエちゃんがときおりやってきてるみたいが、ひょっとして春になったらカップルになるかな?

 

下池を1周して再び上池へ。

小川ではキセキレイがエサを探している。

前から見ると胸のあたりの黄色が鮮やか。

 

水辺を歩くキセキレイにみとれていたら、いつの間にかジョウビタキのオスがやってきていた。

お気に入りの木にとまって、何だか得意気?

 

上池に戻ると、さきほどは対岸にいたカワセミのムッくんがこっち側にやってきていた。

見えないように隠れてるつもりかな?

 

公園から帰ろうとしたら、公園前の道路がにぎわっている。

善福寺公園周辺の周回コースを走る杉並ロードレース大会がスタートしたところ。

杉並区陸上競技協会主催で毎年1月上旬に開催されていて、今年が79回目。

10キロコースと5キロコースがあり、けっこうお年寄りも走っている。

「ガンバレー」と声援を送った。