善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

冬鳥の季節到来 ジョウビタキ

月曜日朝の善福寺公園は晴れ。はじめ寒かったが、日に照らされながら歩くうちにちょうどよい感じになった。

 

きのうは善福寺公園で「あかりテラス」というイベントがあり、夕方出かけて行った。

善福寺公園には公園内の上池の小島に弁天さまを祀る市杵島神社があり、その小島(通称・弁天島)に向かう石段にあかりを灯して楽しもうというもの。

夕方5時半からだというので出かけていくと、途中、公園の方向で花火が上がり出した。

スゴイ、あかりを灯すだけでなくて花火まで上げてるのか、しかも本格的な打ち上げ花火だ、と感心してたら、花火は公園よりずっと西の方角で上がっていた。

毎年、武蔵野市にある成蹊大学の文化祭で花火を上げるらしいが、同大学の文化祭は11月だから違うはず。

ハテどこで上げているのだろうか?

 

それはともかく、なかなか幻想的な「あかりテラス」。

近所の人たちがたくさん集まってきていた。



そして翌朝の善福寺公園

上池にはけさもカワセミ。オスのようだ。

あとで聞いた話では、メスもいて、2羽で縄張りをめぐってバトルしていたとか。

 

きのうは昼間、都立公園150周年を記念して公園内に植樹する「きうえマツリ」も行われ、寿命が尽きて倒れてしまったクヌギの大木があったあたりに、新たにクヌギ若木が植えられていた。

 

下池にまわると、メスのコガモが泳いでいた。

北の国から越冬のために日本にやってくる冬鳥だ。

すると近くにカワセミが飛んできてとまった。

オスのようだが、やがて飛び去っていった。

 

下池を1周して再び上池へ。

途中、尾っぽを振り振り飛ぶ小さめ鳥を発見。

ジョウビタキのメスだ!

細い枝にとまったところ。

クリクリお目めに、羽にある白い斑点が特徴の冬鳥。

オスは頭が銀白色なので、おじいさんを意味する「尉(じょう)」の字をあて、とまっているとき火打ち石を叩く音に似た音を出すことから「火焚(ひたき)」で「ジョウビタキ」。

夏は北の方で繁殖し、冬になると善福寺公園にやってくる。

羽の白い斑点を着物の紋に見たてて「モンツキドリ」とも呼ばれるが、ときどき首を傾けながら尾っぽをフリフリさせるとても愛くるしくてかわいい鳥。

やがてオスもやってくるだろうから、これからの毎日が楽しみだ。

 

アザミの花に、けさもホシホウジャクがやってきた。

 

葉っぱの陰で、シジュウカラがだれかとおしゃべりしてる?

 

帰り道、区立公園の花壇にミツバチがやってきていた。

近所で巣をつくっているニホンミツバチのようだ。