日曜日朝の善福寺公園は晴れ。ぐっと気温が下がり、寒い朝。ただしきのうのような強い風はない。
きのうは1日中風が強かったが、結局、東京で木枯らし1号は吹かなかったみたいだ。
東京では、10月半ばから11月末までの間に冬型の気圧配置となって、北よりの風速8m以上の風が吹くと、気象庁は「木枯らし」として認定し、最初の木枯らしを木枯らし1号として発表する。今のところ発表まだないから、吹いていないことになる。
上池をめぐろうとすると、遠くにカワセミがとまっている。
池をめぐっていくと、先ほどのカワセミが場所を移動していた。
やがて鳴きながら飛んでいって見えなくなった。
さらに池をめぐっけていると、今度は別のカワセミ。
セイタカアワダチソウにとまっていて、どうやらメスのようだ。
けさは3羽のカワセミが追っかけっこをしているという。
縄張り争いか、恋のさや当てか?
上池を半周して下池を1周。
再び上池へ戻る途中にはカマキリの卵。
けさもエナガなど小型の鳥の群れと遭遇。
いつ見てもかわいいエナガ。
毎日のように出会うから、もはや散歩仲間?
梢をめぐりながら朝食タイム。
クチバシの長さも最小クラスで、首も短くて丸っこいからだ。そのかわり尾っぽが長く、柄が長い、というのでエナガ。
同じような小さな鳥同士でいつも一緒に食事のため移動していくが、その理由としては、「みんなで渡れば怖くない」式に、群れで行動することで天敵に攻撃させにくくしていることがあるだろう。
さらに、一緒に行動しながらもそれぞれ自分の好きな異なるエサを探すことで、警戒の仕方が多様になるため、これも防御に役立っているとの説もあるらしい。
たしかに、コゲラは木の幹に隠れている虫を探し、シジュウカラは昆虫や木の実を探し、甘いもの好きのメジロは花の蜜を探し、エナガは小さな昆虫やアブラムシを食べるなど、意外とエサの競合は少なく、エサを見つけてゲットするまでの時間もそれぞれに違う。
一番素早いのがエナガで、一瞬にして移動していくので、エナガは群れのいわば“水先案内人”になっている感がある。
このように行動パターンのそれぞれ違う鳥が群れで行動することで、だれかが食べているときにはだれかが警戒している、というふうに天敵の襲来を多面的に察知し、危険を防いでいるというのだが。
再び上池に戻り、残りを半周。
1羽だけだったキンクロハジロが2羽になっていた。
マガモが倒れた枝の上で休憩中。
帰り道に見た雲。何に見える?
スマイル。