水曜日朝の善福寺公園は快晴。朝から気温高く、木陰を探して歩く。
けさもセミの声がにぎやかで、ミンミンゼミがひときわ元気に鳴いているように聞こえる。
ニイニイゼミの脱け殻が並んでいた。
大きさがずいぶん違う。地中にいたころの栄養状態によるのだろうか?
羽化して間もないミンミンゼミ。
羽は透明。背中の模様が人の顔に見えて、にらんでるように見えるんだが。
こちらはニイニイゼミ。
木の肌と同じ色に擬態しているからか、ミンミンゼミやアブラゼミとはだいぶ違う。
ミスジチョウがヒラヒラ舞っているが、いつも見るのより小さい感じ。
地面におりて吸水中?
小さいからコミスジだろうか。
池のほとりにはイトトンボ。
トンボがこっち向いてとまっているのだが、シオカラ?コシアキ?
星の数がやけに多いテントウムシ。
28個も星の数があるニジュウヤホシテントウというのがいるが、このテントウムシは数えたら16個。ナミテントウでも星の数が19個あるのもいるというから、やっぱりナミテントウの1種?
羽化直後のアブラゼミ。
下池の水が川に落ちる善福寺川の源流付近にカルガモの家族がやってきていた。
おそらく、川の下流の方で生まれたのがエサを求めてのぼってきたのだろう。
全部で8羽。1羽は親で、残りの7羽は今年の5月あたりに生まれた幼鳥のようだ。
7羽はまだどこかヒナの面影が残っているが、体の大きさは親ガモとほとんどかわりない。それでも、子どもたちが夢中になってエサを漁っていても、親はあたりを警戒している。
それにしても7羽の子ガモとは多い数だ。
カルガモのヒナの生存率は20%ぐらいといわれていて、一度に10羽ぐらい生まれても、生き残るのはせいぜい2~3羽。全滅しちゃう例も少なくない。
7羽も生き残ったというのは、運がよかったのか、親の育て方がよかったのか。
ハエが重なってとまっている。交尾中か、終わったところか。
アカボシゴマダラが翅を休めていた。
翅の端の赤い紋。人の目のようにも見えるが、ミンミンゼミと違ってひょうきん系。
下池では、池の中にアオサギ。
上池に戻ると、緑の中のアオサギ。
ところできのう上池で見つけた3羽のカルガモのヒナは?
探したが見つからなかった。