善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

キアゲハ幼虫のウンチ

日曜日午前の善福寺公園

早朝の散歩を終えて帰宅後、公園で開催中の「トロールの森2021」の作品をボートの上から撮影するというので、ボートの漕ぎ手を買って出る。

 

善福寺公園では春から秋にかけての土日と祝祭日にボートを貸し出している。

足漕ぎと手漕ぎがあるが、やっぱり公園のボートといえば手漕ぎでしょ。

料金は30分500円也。

ボートを漕ぐなんて何十年ぶりのことだが、きょうは風もなく、日差しもそれほどないので快適そのものだ。

 

池のほとりでカワセミが向こうむいてとまっている。f:id:macchi105:20211107105111j:plain

近づいていったわけではないのだが、すばやく逃げていった。f:id:macchi105:20211107105132j:plain

カルガモが木陰で仲よく朝寝中。f:id:macchi105:20211107105158j:plain

目は開けたままで眠ってるみたい。

池から見た作品の1つ、クルクルまわる水車。f:id:macchi105:20211107105244j:plain

撮影を終えて公園から帰ろうとしたら、サービスセンターの職員さんからアシタバの葉っぱにたくさんのキアゲハの幼虫がいますよ、と教えていただく。

たしかに何匹ものキアゲハの幼虫。

中には終齢幼虫か、もうすぐ蛹になりそうな大きいのもいる。f:id:macchi105:20211107105315j:plain

葉っぱはだいぶ食べられている。
1匹がウンチを始めた。

ニョロニョロと出てきて・・・。f:id:macchi105:20211107105358j:plain

ポトリと落ちたところ。f:id:macchi105:20211107105423j:plain

何とウンチは緑色をしている。

そりゃそーだ、キアゲハの幼虫の食草はセリ科の植物で、アシタバの葉っぱが大好物。

ウンチはなかなか立派。緑色をしているということは不溶性の植物繊維はそのままウンチとなり、栄養分だけを漉しとって体に取り込んでいるのだろうか。

 

アシタバは漢字で書くと「明日葉」。日本原産のセリ科の多年草で「きょう摘んでもあすには新しい芽が出る」といわれるほど成長が早く、生命力の強い植物。アシタバでつくる「青汁」は健康食品として人気が高い。

キアゲハの幼虫の元気も元も、アシタバの青汁に違いない。