善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

ヒガンバナ咲く

土曜日朝の善福寺公園は晴れ。

公園に着くなり、上池でカワセミを発見。
池の上をあっちに行ったりこっちに来たりしてエサ探しをしていた。
イメージ 1

お彼岸が近づくにつれて気になっていたのがヒガンバナのこと。
例年、お彼岸のころになると咲くが、いつの間にか茎がのびて突然のように咲くのが不思議だった。
まだ咲くには間があると思っていたら、公園で早くも1輪だけ咲いていた。
イメージ 2

下の方を見ると新しい花芽が顔を出している。
イメージ 3

管理事務所の近くには白いヒガンバナも今にも咲きそう。
イメージ 4

赤いのも目を伸ばしていた。
イメージ 5

いろいろ調べてわかったことだが、ヒガンバナはまず最初に花を咲かせ、葉っぱは花がしおれたあとに伸びるのだという。それでいきなり花が咲く印象があったのだ。
芽を出してから10日もしないうちに咲くという。
花は葉を見ずに育ち、葉は花を見ずに育つ。「君の名は」の春樹とマチコみたいに(古い!)いつもすれ違いで会うのが叶わない。それで、花は葉を想い、葉は花を想うというので韓国では「相思華」という異名で呼ばれているという。
ほかにもヒガンバナは異名の多い花で、日本では「死人花(しびとばな)」「地獄花(じごくばな)」「幽霊花(ゆうれいばな)」「剃刀花(かみそりばな)」「狐花(きつねばな)」「捨子花(すてごばな)」などと呼ばれ、あんまりいい名前はない。
お彼岸のころに真っ赤な花を咲かせるからだろうか。でも、日本での別名・方言は千以上が知られているというから、それだけ身近な花ではあるのだろう。

アシタバの花と葉っぱにいろんな虫がやってきていた。
赤と黒のストライプが見事な虫。
アカスジカメムシというカメムシの仲間だ。
派手な文様は敵への威嚇のためだろうか。見ようによってはなかなかオシャレでファッショナブル。
イメージ 6

正面から見るとこんな顔をしていた。
イメージ 7

キアゲハの幼虫がアシタバをむさぼり食べていた。
イメージ 8

シオカラトンボ
イメージ 9

ミスジチョウ。
イメージ 10