火曜日朝の善福寺公園は曇り。風もなく、気温もちょうどよく、穏やかな朝。
けさのカワセミは、上池にメスが1羽。
池をめぐっていると、鳴きながらあちこちに移動している。
近くにオスが隠れているのかな?
群れをつくっているキンクロハジロが1列になって移動していく。
かたまって、「こんどはどこ行こう?」。
ワカバグモが右の前脚を上げて、何のポーズ?
枝分かれした、痛そうなトゲトゲをたくさん生やした黄色い幼虫。
テントウムシダマシの幼虫のようだ。
成虫は見た目がテントウムシに擬態していて、星が28個あるニジュウヤホシテントウなどはその代表。
テントウムシはアブラムシなどを退治してくれるので益虫だが、テントウムシダマシは葉っぱを食い荒らしたりするので害虫だそうだ。
幼虫もトゲが痛そうで、いかれも“悪”そう。
といっても天敵に食べされないように自衛しているだけなんだろうけど。
よく見ると、なかなかアートなトゲをしている。
それにしてもテントウムシに擬態しているからテントウムシダマシとは、なかなか珍妙な命名。
テントウムシダマシに擬態した虫があらわれたら、テントウムシダマシダマシとでもいうんだろうか。
公園内ではあちらこちらでウグイスの声。
やっぱり冬近し。