火曜日朝の善福寺公園は快晴。日差しは暖かいがときおり強い風が吹く。
公園の春は繁殖期を迎えたカワセミだけではない。
ハナダイコンの花が咲き始めていた。
ユスラウメも1輪だけ咲いていた。
いつの間にかコブシの花も1輪、2輪と咲いている。
トサミズキもツボミをふくらませていた。
上池のカワセミはどうなったか?
けさも、気を引こうとしているのか、メスが盛んにピーピー鳴いている。
オスはジッと池を見つめていて、エサ獲り優先か?
そばにメスが飛んできた。
場所を変えてはオスの近くに来て、しきりに鳴いていたが・・・。
やがて2羽は遠くに飛んで行った。
こちらも散歩を再開し、下池へ。
小川ではけさもキセキレイ。
見上げるとコゲラがギーギー鳴きながら幹を登っていく。
カメが日向ぼっこ。
早春の朝は太陽が横から差してくるので、カメも縦になって光を体いっぱいに浴びようとしている。
カイツブリも動かずいたが、やっぱり日差しがうれしいのか。
ヒヨドリは、やっぱり蜜が大好きなメジロ同様、クチバシが細長く舌が長いことに加え、舌の先端部分が細かく分かれて筆のようになっていて蜜をなめ取りやすい構造をしているので、花を散らすことなく蜜をなめることができる。
おかげで花粉媒介もしてくれるので、カワヅザクラにとってヒヨドリはうれしいお客さん。いくらでもなめさせてあげよう。
ツグミがミミズをゲットし、すぐに飲み込む。
北へ帰る日が近いのか、望郷のポーズ。
再び上池に戻ると、やっぱりメスがピーピー鳴いているが、そばでオスはジッと水面を見つめたまま。
やにわにダイブして小魚をゲット。
さては獲物をメスにプレゼントするか、と期待してみてたら、すぐに飲み込んでしまった。
やっぱり色気より食い気?