火曜日朝の善福寺公園は晴れ。けさも朝から日差しが強い。
チョウとスズメバチが仲よく樹液を吸っている。
幸せなときはスズメバチもおとなしいみたい。
イチョウの木の高いところでウグイスが鳴いている。
移動しているところをパチリ。
すぐに姿が見えなくなった。
イトトンボが盛んにお尻を持ち上げてる。恋の相手へのアピールか。
道端に小枝が落ちてる。
先日の例もあるから「ひょっとして」とつっつくと、曲がってたのがまっすぐになった。やっぱり。
小枝に擬態したエダシャクガの幼虫だった。
しかし、つっついてもピクリとも動かない。本人は単に擬態しているというより、本心から「オレは枝だ」と思ってるみたいだった。
枯れ葉に擬態したガ。カレハガ科の仲間かな?
横から見ると模様がはっきりしないがセマダラコガネだろうか。
薄茶色と黒色のまだら模様の小さなコガネムシ。体の色には個体によって変異があるという。
3本に分かれた触角が目立つ。まるでアンテナみたい。
蟷螂の斧ポーズのカマキリ。
向こうを向いているんだけど、ちゃんと眼がある。
カマキリの眼はドーム状の複眼になっていて、視野が広いという特徴がある。
黒く見えているのがこちらを見ている個眼。カマキリをさざまな角度から見ても、こっちを見ている黒い点のような個眼が、いつもどこかにある。
したがって後ろ姿であってもこちらを見てる。
つまりカマキリはほぼ360度を見渡し、どこにいる獲物でも見つけ出すことができるというわけだ。
交尾中のカメムシの正面顔。
クモがアリを捕まえていた。
ネジネジの花、ネジバナが咲いていた。別名モジズリ(綟摺)。
ランの一種。
初夏のころ、花茎を長く伸ばして小さな花がらせん階段を上るようにねじれながら次々と咲いていく。学名をSpiranthesというが、「らせんの花」という意味だそうだ。
モジズリは、織物の一種「忍捩摺(しのぶもじずり)」に由来しているといわれている。
右巻きと左巻きの両方があり、その比率はだいたい1対1。中には花序がねじれない個体や、途中でねじれ方が変わる個体もあるんだとか。
ヤマホタルブクロ。
語源は、この花の中にホタルを入れて遊んだからという説もあれば、花の形を提灯に見立て、提灯の古名である火垂(ほたる)の袋というのでホタルブクロ、との説もあるという。