水曜日の善福寺公園は夜来の雨が降り続き、やむのを待って善福寺池を1周する。
雨上がりに待っていてくれたのはカワセミのオス。
散歩の途中、立ち止まって池をながめていたら、近くにヒヨドリが止まった。
さかんにキーキー鳴いている。
近くでよく見るとけっこうカワイイ。
そのうち近寄ってきて、さらにキーキー。
仲よくしようというんじゃなく、じゃまだから「どけ」っていってるのか?
やがて木の上に飛んで行った。
ヒヨドリは日本ではどこでも見られる鳥だが、世界的にみると分布は日本周辺に限られているという。ということは日本固有の鳥といってもいいかもしれない。
もともとは冬になるとやってくる渡り鳥だった。東京では1970年ごろまでは10月に渡来し、4月には去って行く冬鳥だったという。ということは夏の間は北の国に帰っているのだろうが、やがて留鳥として一年中すむようになったんだとか。
一説によればヒヨドリの祖先は熱帯が主たる生息地だったという(だから寒い北国はやっぱりすみにくくて、それで日本に留まるようになったのか?)。このため今も花の蜜や果実が大好物。毒性が強くてほかの鳥が食べないセンダンの実なんかも盛んに食べるが、センダンは熱帯アジアに広く分布する植物だけにナルホドと思う。
北へ帰る長旅に備えて動物性タンパク質を摂取しようと、虫探しに忙しいシロハラ。
同じくツグミ。
フキノトウを発見!
やっぱり春だ。
サンシュユが満開。まさに春黄金花だ。
池を1周していると再びカワセミのオス。さっきのオスか?
少し行くと今度はメスのカワセミ。
先日あれだけアツアツだったのに、恋の行方はどうなったんだろうか?