成人の日朝の善福寺公園は晴れ。風もあまりなく穏やか。
上池を半周して下池をめぐっていると、キセキレイが全身に朝日を浴びて止まっていた。
高~い枝からカワセミがエサをねらっている。
あんなところから急降下する作戦か。
木の幹をつついているのはコゲラだった。
上池に戻ると、池の畔の茂みの中に白いもの。
ハテ何だろうと近づくと、ゴイサギがエサをねらっているのだった。
あんなところから飛び出してうまくいくのだろうか?
すると至近距離にカワセミ。
このところ毎朝見るこのカワセミは、人が近くにいても動じない。
けさもほとんど1mぐらいまで近寄ったが、平気の平左。
口を大きく開けた。
中から白いものが出てきた。
やがてゲホッと吐き出してすっきりした様子。
未消化のカスを吐き出したのだろう。
少しずつ枝を移りながらジッとエサをねらっている。
よく見ると、ジッと体を動かさないようでいて小さな体が小刻みに膨らんだり縮んだりして、体の全体を使って呼吸しているのがわかる。
生きるために必死になっている姿を見ると、とても愛おしく感じる。