水曜日朝の善福寺公園は曇り。ときどき小雨。
久しぶりにテントウムシを発見。
ナミテントウだろうか。これは2つ紋だが、ナミテントウは同じ種類でありながら200以上もの異なる模様(斑紋)があるという。
模様があるのはテントウムシの体を守っている硬い甲羅のようなものだが、実はあれは翅だということを、恥ずかしながら最近知った。
それはテントウムシに限らず甲虫はみんな同じで、硬い前翅(鞘翅ともいう)が背中を覆っていて、その下に後ろ翅が折り畳まれて収納されている。飛ぶときはこの後ろが羽ばたいて飛んでいく。
そういえば東京大学などの研究チームが、テントウムシが後ろ翅を折り畳んで硬い前翅の中に収納するメカニズムを解明し、人工衛星のアンテナに応用できないかと研究中だという話を聞いたことがある。
雨の日はやっぱりカタツムリ。
うれしそうに体をいっぱいに伸ばしていた。
と思ったら近くに不思議なカタツムリみたいなナメクジみたいな生き物。
ナント甲羅がネジネジになっている。
カタツムリのできそこないか?と帰って調べたら、キセルガイ(煙管貝)という陸生の貝だそうだ。
カタツムリやナメクジと同じ仲間で、木の幹や落ち葉の下、岩影なんかに普通に生息しているという。
マユミの木にキバラヘリカメムシの成虫。
フヨウの葉っぱにはフタトガリコヤガの幼虫。
孵化したばかりだろうか。とてもちっちゃいが、鮮やかな緑色。
もう少し成長すると、黒い斑点模様と黄色の縦ラインが目だつようになる。
公園から帰ろうとしたら、遠くでカワセミがバイバ~イ。