善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

夏至のころの半夏生

日曜日朝の善福寺公園は、雲が低くたれこめて時折小雨がパラパラ。人は少ない。
園内もいたって静か。

散歩の途中、ハンゲショウの葉っぱが鮮やかな白色をしていた。
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ハンゲショウの名の由来は、葉っぱの表だけ白くなるので「半化粧」、七十二候の1つ「半夏生」(夏至から数えて11日目ごろで、農家ではこの日までに田植えを済ませる習慣があった)にちなんで、と諸説ある。

そういえば明日(22日)は夏至

不思議なことに、葉が白くなるのは花が咲くころで、しかも花の回りの葉っぱしか白くならない。
花粉を媒介する虫を呼ぶため花の回りだけ白くなるのではないかといわれている。
ミツバチなどの昆虫は人間と違って紫外線が見える。紫外線で見ると白は鮮やかに光って見えるのだとか。