善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

七夕飾り

土曜日朝の善福寺公園は曇り。夜来の雨はやんだが、あちこちに水たまりができていた。
風はなく、はじめ涼しかったがやがてムシムシしてくる。

七夕が間近、というので今年も七夕飾り。
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「ぷりきゅあになりたい」というかわいい願いごとも。
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カルガモのヒナ2羽は元気に成長中。だいぶ大きくなった。
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バンの子どももスクスク。合計3羽いた。
こちらはもう近くに親はいない。
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輝く緑色をしたコガネムシ。おなかの端から毛がはえている。アオドウガネかな。
もともと南方系で、南西諸島に多くいたが最近は分布を北に広げつつあるという。
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ヤブカンゾウが咲き出した。
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漢字で書くと「藪萓草」。「カンゾウ」の名は漢名の「萱草」を日本語読みしたものという。
日本では古来、「ワスレグサ」とも呼ばれてきた。
ただし「忘れ名草(わすれなぐさ)」とは別種。

万葉集に次の歌がある。

萱草(わすれぐさ)わが紐(ひも)に付く香具山(かぐやま)の故(ふ)りにし里を忘れむがため 大伴旅人

忘れ草を下紐につけました。香具山がある懐かしいふるさとを忘れようと思って

帰りにお寺に寄ると、ハンゲショウ半夏生あるいは半化粧)が咲いていた。
夏至のころに咲く花。
花のまわりだけ葉っぱが白い。目立つ色にして花粉を媒介してくれる虫をおびき寄せるためという。
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