善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

初夏の花々

9日土曜日朝の善福寺公園は曇り。どんよりとした雲。

公園の初夏はますます深まり、エゴノキ(チサノキ)の花が鈴なりになっている。
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上池にも下池にも、何本かのエゴノキがあるが、この木に限らず、まるで示し合わせたように見事な花をいっせいに咲かせる。いつ花を咲かせたらいいのか、花はちゃんと知っているようだ。

そういえば、けさ届いた東京動物園協会発行のメール・マガジン「ズー・エクスプレス」におもしろい記事が載っていた。
ゲンジボタル幼虫の上陸」と題するもので、ゲンジボタルの幼虫は水中で約10カ月暮らし、4月中旬~5月中旬の雨の降る夜に、土の中でサナギになるために光りながら上陸してくるという。
幼虫はポツポツと降る弱い雨よりも、パチパチと叩きつけるほど強い雨の方がよく上陸してくるという。なぜなら、幼虫は水面を叩く雨音の振動を感知して、それに誘発されて上陸するといわれているのだとか。

エゴノキにも、雨音に似た何か誘発するものがあるのだろうか。光とか気温だけでなく、何か意外なものがあるのかと想像が膨らむ。

ヤマボウシも、だんだん花びらが白くなってきた。
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野バラ(ノイバラ=野茨)もあちこちで咲いている。やっぱり、示し合わせたように・・・。
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散歩からの帰り道、カキの木を見上げたら柿の実のヘタのような花が咲いていた。
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