善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

シャリンバイの理由

月曜日朝の善福寺公園は晴れ。雲が多くて、さわやか。このぐらいがちょうどいい。
 
きのう見つけた「シャリンバイ(車輪梅)」。葉をつけた枝が車輪のようにのびて、花が梅に似ているのでその名がついた。
きのうはよく見てなかったが、けさ改めてよーく見てみると、たしかに上から見ると葉っぱが車輪(スポーク)のように見える。 
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だが、学名はRhaphiolepis umbellata
umbellataラテン語で、英語ではumbrella、つまり傘の意味。傘がなぜ日本では車輪になったのか、よくわからない。命名者の趣味によるものか?
 
車輪という呼び名からして近年に外国から伝わってきた園芸品種かと思ったら、シャリンバイは東北地方南部以南の日本から韓国、台湾までの海岸近くに分布する植物だという。
沖縄ではテカチ、奄美地方ではテーチ木と呼ばれていて、樹皮はタンニンを多く含んでいるため、沖縄の芭蕉布奄美大島大島紬などの染料として昔から使われてきたという。
 
チサノキ(エゴノキ)が鈴なりに花を咲かせていた。 
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下池では珍しくマガモがいた。 イメージ 4

ゴイサギの幼鳥、ホシゴイ。 
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そばでサンコウチョウの鳴き声が聞こえたが、姿は見えず。
 
コゲラが飛んできて、盛んにエサを探していた。
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