善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

キンラン、スイレン咲く

ゴールデンウィーク初日、土曜日朝の善福寺公園は快晴。きょうも初夏の陽気。

そのはずだ。ニセアカシヤの花が咲き出していた。
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なぜか善福寺公園に1株だけあるキンランが咲いていた。
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ランの仲間で、黄色(黄金色)の花をつけるのでキンラン(金蘭)。
以前、ここに生えていたキンランを引っこ抜いて自宅で栽培した不届き者がいたが、まるで咲かなかったとかいう話を聞いたことがある。
ラン科植物は土中の菌類から栄養源を摂っているんだとか。キンランが頼りにしている菌類は特殊なものらしい。善福寺公園のここにしか生息しない菌類で、それでここだけでキンランの花を楽しむことができるのかもしれない。
植物の不思議。

ウツギの花も咲いていた。ピンク色だからタニウツギか。別名「卯の花」。
卯の花の匂う垣根に~」の歌が口をついて出る。
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おや? ヤマボウシももうすぐ咲きそうだ。
こうやってみると「山法師」というより「山帽子」が当たっている。
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キショウブが公園のあちこちで咲いていた。
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こちらはミズキ。下池のあちこちで咲いている。
漢字で書けば「水木」。芽をふくとき、地中からたくさんの水を吸い上げることからこの名がついたという。
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いつの間にかスイレンもあちこちで。
1週間前にはまるで咲く気配がみられなかったが、このところの陽気のせいだろうか。
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水鳥たちは渡り鳥の姿はすでになく、先週みつけたカルガモのヒナを探すが、いない。
バンのヒナはヨシの葉っぱの奥でチョコチョコ動いていた。
2羽の親鳥がエサ探しに一生懸命。中には岡に上がって遠征するのもいた。
必死になって食べ物を求めているのだろうか。
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