善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

春が来たよ!

3連休の善福寺公園は連日快晴でポカポカ陽気。
オナガガモはあらかた北へ帰っていった。
ボート乗り場がオープンした。

春の花が次々と咲いてきて、本格的な春の到来。
ナノハナ(菜の花)が満開。
イメージ 1

下池ではボケの花。
イメージ 2

ちょっと離れたところのボケも咲いていたが、鳥につっつかれたのか、無残な姿。
イメージ 3

スミレかと思って近づいたら、紫色のこの花はなんてーの?
帰って調べたら、ムラサキハナナ。
イメージ 4

アブラナ科多年草。4枚の花弁が十字架のように見える。それでアブラナ科を十字架植物という。
漢字で書くと「紫花菜」。別名ハナダイコン(花大根)と呼ばれ、昔、諸葛孔明が食用に植えたという故事からショカツサイ(諸葛菜)の呼び名もあるとか。
しかし、正式名称はオオアラセイトウ(大紫羅欄花)。牧野富太郎命名というが、アラセイトウの大きいヤツか?
するとアラセイトウ(紫羅欄花)とは?
日本国語大辞典」によると、「アラセイトウとは、外来語と思われるが語源未詳」とある。「漢名の紫羅欄花は誤用」ともある。
アラセイトウ南ヨーロッパ原産という。
オランダとかポルトガル経由で日本にやってきて、「アジャラモクレンキューライス」みたいに意味不明の名前をつけられたのだろうか?

こちらは黄色というよりピカピカ、テカテカに輝いている金色の花。
リュウキンカ
イメージ 5

キンポウゲ科多年草。漢字で書くと「立金花」。
茎が立っていて、金色の花をつけるからこの名がついたという。
たしかに積もった落葉をかき分けて花の茎だけがスックと立っている。
それにしても太陽に照らされるとピカピカに光って見える。
金は色ではなく光だという。それで輝いて見えるのだろうか。

木の高いところで、コブシの花も咲き出した。
ただし、先日の大雨で根元から倒れかかっているコブシの大木は、花が咲く気配がない。自然は強い。でも、自然は弱い。特に都会の中では。
イメージ 6

そしてナント、サクラ(ソメイヨシノ)のつぼみがいつの間にか膨らんでいて、ピンクの花びらが顔をのぞかせていた。
イメージ 7

急に駆け足になった春。あと数日で咲きそうだ。