善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

春の花めぐり

4月最初の土曜日の朝。善福寺公園は曇り。気温は、暑くも寒くもないちょうどいいころ加減。
爆弾低気圧が接近するかもの予報。たしかに上空には不穏な雲。

公園のあちこちにスミレが咲いている。
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スミレは日本の各地で自生していて、春の花の代表選手。種類も多くて、東京で見られるスミレは約50種類もあるのだとか。

「スミレの花、咲くころ~」の歌は、宝塚歌劇の演出家・白井鐵造がパリに滞在中、当地でヒットしていたこの歌を大いに気に入り、自ら日本語詞をつけて、昭和5年(1930)上演の『パリ・ゼット』の主題歌として使ったのが最初という。
元歌は「リラの花」だったが、このころはまだリラが日本人になじみがなく、それで誰でも知っているスミレにしたんだとか。

山路きて何やらゆかしすみれ草 芭蕉

スミレに負けないぐらいハナニラもたくさん咲いている。
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負けじと多いのがヤマブキ。あざやかな黄色。
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池の端にそっと咲いている花。よく見るとスオウだった。
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