月曜日朝の善福寺公園は曇り。ここんところ涼しい。「まるで軽井沢みたい」と散歩している人の声。
上池の弁天島近くでカルガモの親子を発見。ヒナは1羽で、親ガモに守られながらエサを探している。親鳥が怖い目でこっちを見ている感じ。
たった1羽ということは、ほかのヒナは外敵に食べられてしまったのだろう。自然の摂理とはいえ、厳しい現実。
たった1羽ということは、ほかのヒナは外敵に食べられてしまったのだろう。自然の摂理とはいえ、厳しい現実。
それにしても今日から8月。こんな夏の真っ最中にヒナが生まれるとは。
カルガモの産卵期は4~7月ごろだが、普通は4月から5月のゴールデンウィークのころ産卵し、夏にヒナが生まれるのは稀なことだという。ということは、稀ではあっても産むときは産むのだろう。
カルガモの産卵期は4~7月ごろだが、普通は4月から5月のゴールデンウィークのころ産卵し、夏にヒナが生まれるのは稀なことだという。ということは、稀ではあっても産むときは産むのだろう。
自然界では、子孫を残すためにあえて時期をずらして産卵を行なうことがあるんだそうで、環境の異変や天候不順などで群れごと全滅するような事態が起きたときの「保険」だという。
そういえばミツバチの巣も、女王蜂がいなくなると(ミツバチの巣の産卵機能は女王蜂が一身に背負っているから、女王蜂がいなくればやがて巣は全滅する)、働き蜂は大急ぎで生まれたばかりの働き蜂の幼虫(孵化後3日以内)にローヤルゼリーを与えて女王蜂に育て上げ、巣が全滅する危機を救う。
今年の春はカルガモのヒナはとんと見かけなかった。春に生まれなかった(生まれたけど全部食べられちゃった)ぶん、その穴埋めに、夏がんばったのだろうか。