きのうのワイン＋「ワーロック」

イタリア・ウンブリア州の赤ワイン「トーディ・ロッソ（TODI ROSSO）2017」

ウンブリア州はイタリア半島のほぼ中心に位置し、イタリアで唯一海に面していない州。州都はペルージャ。
半分以上が山岳地帯で、残りは丘陵地帯。古代ローマ時代から州全域でブドウ栽培が行われていたという。
ワイナリーはウンブリア州最大規模のトゥデルナム。
ブドウ品種はサンジョヴェーゼとメルロ。
優しい飲み口のワイン。

ワインの友で観たのはNHKBSで放送していたアメリカ映画「ワーロック」。
1959年公開の西部劇。
監督エドワード・ドミトリク。出演はリチャード・ウィドマーク、ヘンリー・フォンダ、アンソニー・クインほか。

無法者がはびこる町、ワーロック。住民たちは町に秩序をもたらそうとすご腕の保安官クレイ（ヘンリー・フォンダ）を雇うが、クレイとともに賭博師のモーガン（アンソニー・クイン）も現れ、不穏な空気が漂う。
かつて無法者たちの仲間だったジョニー（リチャード・ウィドマーク）は、郡保安官補となって住民たちに信頼されていくが、クレイの存在がいつしか町の脅威となっていく…。

クレイと町の住人で鉱山主の娘だったジェシー（ドロレス・マイケルズ）との恋模様。それにからむクレイとモーガンのちょっと濃すぎる“男の友情”。さらには夫を殺したクライへの復讐のためにやってきたリリー（ドロシー・マローン）とジェニーの恋模様まで絡んで、人情ドラマっぽい展開の西部劇。
主役はリチャード・ウィドマークのようだが、一番かっこいいのはヘンリー・フォンダ。
親友を失い、ジェシーとの結婚もあきらめ、流れ家業の保安官を続けるため、一人寂しく町を去っていくヘンリー・フォンダの後ろ姿で物語は終わる。

ヘンリー・フォンダの早撃ちが見られて満足。
「荒野の決闘」から10年あまり。だいぶ髪の毛は後退している感じだったが・・・。