善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

「中国名菜 孫」でコース料理を堪能

六本木の「中国名菜 孫」に行く。
オーナーシェフの孫成順(ソン・セイジュン)さんは25歳にして中国料理最高位の「特級厨師」の資格を取得。1991年に来日し、2007年中国名菜「孫」を六本木にオープン。阿佐ヶ谷や日本橋にも店を持っているが、NHKの「あさイチ」なんかでもときどきお見かけする。
宮廷料理の流れを汲む北京を中心とした郷土の料理をベースに、西洋や日本料理とも融合した独自のヌーベルシノワ(新中華)をめざしているんだとか。

ちょうど地下鉄の六本木駅から新国立美術館に行く途中にこの店があり、美術鑑賞の帰りにここでランチを食べたことが何度かあり、おいしかったのでぜひ夜も、というので出かけた次第。

4人で行ったが、席に着くとすぐに孫さんご自身が出てきて注文を聞いてくれた。
「アラカルトは店は喜ぶがお客さんは損をする。コースならお客さんの方がトクをする」といわれてコースを注文。
「嫌いなものとか味のお好みは?」と細かいことも聞いてくれた。
時間が早かったからかまだ客はほかになくて、われわれだけに腕を振るってくれると思うとうれしくなる。

飲み物は、ハイネケンの生ビールのあと紹興酒

まずは先付け。バイガイだったか、小さな貝。
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続いて前菜6種。
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冬瓜とフカヒレのスープ。とても優しい味。
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アワビ。軟らかくておいしい。
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豆苗とササミ。不思議な食感で酒が進む。
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エビチリ。大振りの車エビをカリカリに揚げて甘酢辛味炒めで仕上げてある。
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黒鯛の清蒸魚。旬の魚とネギなどの香り蒸し。ワタシ的にはこれが一番おいしかった。
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揚げブタ。シャンツアイと好相性。 
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追加で注文した白貝のヤキソバ。
ヤキソバというよりスパゲッティ風。このへんがヌーベルシノワか。
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デザートは四角い形をした杏仁豆腐。これもおいしかった!
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帰りには孫さんが店の外まで見送ってくれて、握手して別れた。
大満足の夜だった。