善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

マラソンとカワセミ

土曜日朝の善福寺公園は快晴。風はないがとにかく寒い。今冬一番、と思えるほどだった。
それでも池の氷は上池ではチョボチョボ。下池ではかなりの部分が凍っていたが。

きょうは毎年恒例、地元の桃井第4小学校の校内マラソン大会。
学年ごとに池を1周ないし2周するが、1周800mちょっとあるから結構な距離だ。
午前9時のスタート前に、応援のためか小学校のゆるキャラ「まな」と「るる」がやってきた。
桃井第4小だけにモモの形をしている。
まなとるるの名前の由来はマナーとルールだとか。
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いよいよマラソンスタート。散歩中の人も応援していた。
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子どもたちがにぎやかに走り抜ける中、カワセミはいつもと変わらずエサ探し中。
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スタートを見届けたあと、毎月第2土曜日の午前中、近所の児童館でやっているミニラジオ放送局「ラジオぱちぱち」の公開放送へ。

そこで「桃井」にまつわるおもしろい話を聞いた。
桃井という地名は比較的近年に誕生したものであり、もともとは「桃園」という地名があり、それがやはりもともとあった「遅野井」という地名と合体して「桃井」となったのだが、桃園の地名は徳川三代将軍・家光の時代にさかのぼる。
家光は鷹狩りが好きで、今の中野、杉並あたりによくやってきていた。善福寺公園がある善福寺池のあたりにもきていたそうだ。
あるとき、雨宿りのため高円寺(曹洞宗のお寺)に立ち寄り、寺の周辺にたくさんの桃がなっているのを見て「この地を桃園にせよ」と沙汰したことから桃園の地名が生まれたんだとか。

今はその地名もなく、桃園を流れていた桃園川も暗渠になってしまっている。