善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

ビロードハマキガとオオホシカメムシ

木曜日の昼、雨上がりの善福寺公園を1周。
「さすがにセミもいなくなったかな~」と歩いていると、気温が高くなったためか、セミがあちこちで鳴き始めた。ムム・・・。

きょうも変わった虫を見た。
まずはビロードハマキガ(天鵞絨葉巻蛾)。
イメージ 1

2、3年前、近くの児童館の庭で見て以来。
黒色地に細かな斑紋があり、美しい姿をしているが、ガの一種。
細かな模様の甲羅のようなのは羽で、どっちが頭かお尻かわからないが、右下のほうが頭で、鮮やかなオレンジ色をしている方がお尻。

おなか側から見ると、甲羅のようなのが羽であるとわかる。
イメージ 2

名前の由来は、ビロードは羽の美しさから、ハマキ(葉巻)は幼虫が葉をまるめて巣を作るところからきている。

お次はカメムシ。赤褐色をしていて、真ん中に1対の黒紋があり、羽の下の方は黒くなっている。
イメージ 3

オオホシカメムシ(大星亀虫)だろうか。似たようなのにヒメホシカメムシ(姫星亀虫)がいるので間違えやすいが。

それにしてもこのカメムシ、真ん中の黒紋は目玉みたいで、人間の顔のようにも見える。
逆さまにして見てみると・・・、たしかに。昔、アフリカで買ったお面にそっくり。
イメージ 4


フヨウの花から花へ、せわしなく移動しながら蜜を吸っているチョウがいた。
イメージ 5

ナガサキアゲハのようだ。
アゲハに特徴的な尾状突起がないので見分けられるが、中には突起を持つ「有尾型」もあるというからヤヤコシイ。