善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

セミヤドリガの幼虫

きのうから8月。けさはやけに涼しい。
東京の最低気温は21・5℃(午前5時18分)。
このところ梅雨に戻ったような天気。1カ月もすれば秋になるのだが・・・。

このところ雨続きで、久々の公園。
枯れ葉の上に枯れ葉色に擬態したチョウが止まっていた。
カメラを近づけても逃げようとしない。
「私は枯れ葉よ」という自信があるのだろうか。
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セミの背中というかおなかに白いマユみたいなのがたくさんついていた。
イメージ 2

去年も見たが、おそらく白いものの正体はセミヤドリガの幼虫だろう。
セミに寄生してセミの体液を吸って成長する。
一方のセミは多少栄養分は奪われても、それで死んだり産卵できなくなることはないという。
宿主が死んでしまったら寄生の意味もないから、そこは手加減しているのだろう。

しかし、宿主にとって寄生されたメリットはなさそうだから、いい迷惑であるに違いない。