土曜日朝の善福寺公園は快晴。多少、風があり、木陰は涼しい。
ウズグモのグルグルまわる渦巻模様の網を発見!
草むらなど薄暗い場所に水平の円い網を張り、網の中央にあるのは「隠れ帯」と呼ばれる渦巻き状の特殊な網。
しかし、ご当人のクモは渦巻きの下に隠れているはずだが、見あたらない。獲物を探しに出かけているところか。
ウズグモがつくる網は、ほかのクモがつくる網と違って粘着力はあまりないという。ほかのクモ、たとえばコガネグモなどは粘着力のある網を張って獲物の虫を網に粘り着かせて動かなくして捕らえる。これに対してウズグモの網は細い糸がたくさんまとわりついたような網の構造をしていて、獲物の昆虫はこの糸に毛や突起に絡んで捕まる仕組みになっているらしい。
コゲラの家族か、3羽ぐらいでスルスルと幹をのぼっていく。
鳴き声もあげず、コンコンと幹をつつく音もなく、家族同士だと気心知れているのだろうか。
けさもカワセミの幼鳥を探すが、姿はなし。
そのかわり、親鳥は元気に飛び回っている。
母親のヤエちゃんかな?
池をめぐっていると再びヤエちゃんらしいのが飛んできた。
目の前でとまったかと思ったら、すぐに飛び立つ姿勢。
エサを探しに飛び去っていった。
尾っぽの長~いカナヘビが日向ぼっこ中。
コシアキトンボも日向ぼっこ?
こちらでは、アオサギが羽を広げて日向ぼっこ。
何か目つきが胡乱(うろん)な感じに見えるんだけど・・・。
ジャコウアゲハの終齢幼虫だろうか?
そろそろ蛹になろうかという終齢になると、自分が食べていたウマノスズクサの茎を噛み切って、その先を枯らしてしまう習性があるそうだが、まさしく噛み切ったあとのようだ。
自分だけ生き残ればそれでいいやとでも思っていて、ひょっとして「わが亡きあとに洪水は来れ」の境地?