善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

上空に咲くコウテイダリア

金曜日朝の善福寺公園は晴れ。雲多し。

 

公園に行く途中、お寺の木にたくさんのワカケホンセイインコ。f:id:macchi105:20201204092251j:plain

このあたりを根城?にしている野生化したインコだ。

数えたら10羽ほどいた。

 

このところ毎日見るジョウビタキは?と探すと、サクラの枝に止まっていた。f:id:macchi105:20201204092313j:plain

首を伸ばしてエサでも探しているのか?f:id:macchi105:20201204092331j:plain

けさのカワセミは下池に2羽。

そのうちの1羽。f:id:macchi105:20201204092349j:plain

少し離れたところで別のカワセミが小魚をゲット。

人に見られちゃ恥ずかしいのか向こう向いてお食事中。f:id:macchi105:20201204092407j:plain

ゴックンしたところ。満足げ。f:id:macchi105:20201204092426j:plain

すぐに場所を移して次をねらっていた。f:id:macchi105:20201204092510j:plain

さらに池をめぐっていると、最初に見たカワセミらしいのが飛んできて止まった。f:id:macchi105:20201204092603j:plain


頭の上をシジュウカラエナガメジロなどの群れがエサをついばみながら通過していく。いろんな鳴き声が混じって、にぎやかなこと。

ちょっとだけ止まってくれたエナガf:id:macchi105:20201204092628j:plain

 

帰り道、民家の庭から細い木がのびていて、その先に紫がかったピンク色の花が咲いている。f:id:macchi105:20201204092655j:plain

高さ数mもあり、見上げないとよく分からない。まるで空の上で咲いているよう。

何という花だろうと帰って調べたら、秋から冬にかけて咲く木立性のダリア、「コウテイダリア(皇帝ダリア)」だった。

メキシコ原産で、学名は「Dahlia imperialis」。

「皇帝のように見下ろしている」というのでその名がついたか。

それで和名でも「皇帝ダリア」と呼ばれるらしいが、別名「木立ダリア(キダチダリア、コダチダリア)」。高い木の先にきれいな花を咲かせるから、こちらのほうが花の雰囲気にピッタリな感じがするが。英名も「Tree dahlia」。

 

ちなみに「ダリア」は18世紀のスウェーデンの植物学者でリンネの弟子だったアンデシュ・ダールの名前にちなんでいるという。

夏に咲く草本性のダリアもメキシコ原産で、和名は花の形がボタンに似ているので「テンジクボタン(天竺牡丹)」。これいい名前だ。