イタリア・シチリア島の赤ワイン「コルパッソ ネロ・ダーヴォラ アパッシメント(Colpasso Nero d'Avola Appassimento)2018」
ラベルのデザインが気に入って買った赤ワイン。
100%陰干しブドウを使っているんだとか。
シチリア島原産のブドウ品種ネロ・ダヴォラ100%、それを陰干しして使用。シチリア南東に位置するGelaとVittoriaの間(粘土土壌)の畑で9月中旬ごろ収穫。全て手摘み。水分が30%蒸発するまで3~4週間乾燥させ、濃縮させる。その後発酵。
陰干しブドウを使用することでより凝縮感と風味豊かな味わいが楽しめるという。
たしかにそんな味が・・・。
ワインの友で観たのはNKKBSで放送していたアメリカ映画「ガンヒルの決斗」
1959年の作品。原題「Last Train from Gun Hill」
監督ジョン・スタージェス、出演カーク・ダグラス、アンソニー・クイン、キャロリン・ジョーンズほか。
親友でありながらも対決せざるをえない2人の男の葛藤を描く西部劇。
愛する妻を殺され、犯人を追ってガンヒルの町にやってきた連邦保安官のマット(カーク・ダグラス)は、昔からの友人で牧場主のクレイグ(アンソニー・クイン)と再会する。
ところが、犯人はクレイグが溺愛する息子のリックだった…。
カーク・ダグラス、アンソニー・クインのご両人が若い。アンソニー・クインなんておなかも出てなくて実にスマートで颯爽としている。
味方の1人もいない“敵地”の町で、犯人を捕まえたものの四面楚歌。
何十人もの荒くれ男たちが保安官を殺そうとねらっている。
一体どうやって犯人を連れて汽車に乗り込むのか、ハラハラドキドキの展開で、「真昼の決闘」のゲイリー・クーパーの苦悶を思い起こさせる。
ハシゴして観たのはやはりNHKBSで放送していたアメリカ映画「シックスセンス」。
1999年の作品。 原題「The Sixth Sense」
脚本・監督M・.ナイト・シャマラン、出演ブルース・ウィリス、ハーレイ・ジョエル・オスメント、トニ・コレット、オリビア・ウィリアムスほか。
これまで多くの子どもたちを救ってきた小児精神科医マルコム(ブルース・ウィリス)。ある夜、10年前に担当した元患者の青年がマルコムの自宅を襲撃し、彼を銃撃したのち、自ら命を絶つ。
完治したはずの青年を救えなかったことがマルコムの心に大きな影を落とす。
1年後、マルコムは8歳の少年コール(ハーレイ・ジョエル・オスメント)のカウンセリングを担当することに。
コールは誰にもいえない秘密を抱えてて、それは、死者の姿が見えるというものだった…。
映画公開時、評判は聞いていたが見なかった映画。
ブルース・ウィリス主演というからてっきり活劇ものかと思ったら、スリラー仕立ての映画だった。
何しろカーチェイス大好きのブルース・ウィルスがまるでクルマを運転しない。歩いているか、バスに乗っている。おかしいなーと思っていたら、最後の最後でエエッ?という展開。そういうことだったのか。
見終わってから深みが増す映画。
あらすじを知らなくてよかった。
でも、結末を知った上で2回目に見るとまた別の見方ができるかもしれない。
8歳の少年を演じて名子役と評判になったハーレイ・ジョエル・オスメントは当時11歳。その後、2003年の「ウォルター少年と、夏の休日」でロバート・デュバル、マイケル・ケインのおじさんコンビと共演していて、あれもいい映画だった。現在32歳だとか。