善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

ベニバナカラタネオガタマ

土曜日朝の善福寺公園は朝からいい天気で、気温も高そう。風もけっこうある。
今の季節、公園はいい香りでいっぱい。これぞ自然のアロマセラピー

おととい見つけたナゾの花。
もう一度見ようとしたら、花はすでになかった。
もともと1輪しか咲いてなかったが、ハテ、散ってしまったのか?
それにしては地面に花びらが落ちてない。
下の写真はおととい写したもの。
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いろいろ調べて名前がわかりました。
「ベニバナカラタネオガタマ」というらしい。
漢字で書くと「紅花唐種招霊」。

もともと日本にはオガタマノキ(招霊木、モクレンオガタマノキ属の常緑高木)が自生していて、神社などで大木となっているという。
名前の由来は、天に向かってまっすぐに枝を伸ばすことから、神さまや魂を招き寄せる『招霊(おぎたま)』が転じて「オガタマ」となったそうだ。
現在は神事に榊(さかき)を用いるが、もともとはオガタマノキが使われていたという。
一円玉に描かれている若木オガタマノキだというが、ホントか?

一方、中国原産で日本に渡ってきたのが「ベニバナカラタネオガタマ」。
中国名は「含笑花」で、英名では「banana bush(バナナの木)」と呼ばれ、バナナに似た香りがするということだが、いい香りをかぐこともなく花は消えてしまった。