善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

ニセの雄しべのわけは?

月曜日朝の善福寺公園は曇り。けさも涼しい。

上池の葉っぱの上にオンブバッタ。カメラを近づけても逃げようとしない。どうやら交尾中のようだ。
ちっちゃなオスが赤い尾っぽをメスの体にこすりつけている。朝から何だかナマナマしい。
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すぐそばに1匹だけのバッタ。オスが来るのを待ってるのか?
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下池にまわると、アオサギがいるところにシラサギが飛んできて、互いにそっぽ向きながら威嚇し合っていた。アオサギが先に飛び去ると、シラサギも後を追って飛んでいった。気になるのかな?
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今年の善福寺公園ヒガンバナがやけに目立つ。ちょうど今が満開という感じ。あすは秋分の日。
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黄色い花が吊り下げられるようにして咲いている。ツリフネソウ科の花か。
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カラスノゴマ
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花から長い雄しべが突き出しているように見えるが、実はこれはニセの雄しべ(仮雄しべという)で花粉は出さない。本物の雄シベは短く、下の方に縮んだようについている。何でそんなメンドウなことを、と思うが、仮雄しべの役割には諸説あって、1つには、長い見せかけの雄しべによって花粉を媒介してくれる虫を呼び寄せる作戦で、やってきた虫を花の中に呼び込み、確実に受粉させるのが狙い、という説。
あるいは、長い仮雄しべによってほかから花粉が飛んでくるのをブロックし、自家受粉に精を出したいためとする説。はてさて。

葉っぱの上で白いゴミのようなのが動いていた。チョンチョンとつっつくと、葉っぱにしがみついて離れようとしない。
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これって、動くミノムシ?

久しぶりにカワセミを発見。
素早く茂みの中に入っていって見失ってしまったが。