善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

ウツギ プロペラ トンボ

木曜日朝の善福寺公園は快晴。きのうの雨空とは大違い。昼は暑くなりそうだ。
早朝だったためだろう、カルガモのヒナを探すがいない。今ごろはまだオネンネかな?

ウツギの花が咲いていた。
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エゴノキハクウンボクの花に似ているが、まるで種類が違う。
ウツギはアジサイ科。対してエゴノキハクウンボクエゴノキ科。でも、ウツギはかつてはユキノシタ科に属していたから、科が違うといってもそれほど大差はないのかもしれない。シロウト考えだが。

モミジのプロペラ。よく見るとちゃんとタネがある。
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きのうも書いたが、植物はタネによって子どもを増やす。子孫繁栄のため、タネを遠くに飛ばす工夫もしている。その1つがこのプロペラ。
平たい部分が片側に伸びていて、それが2つ合体しているので、まるでプロペラのような形になっている。
タネだけが自然に落ちた場合、周辺に落ちるだけだが、翼を持ったタネが回転しながら落ちて風に乗ると、はるか遠くまで運ばれて、そこで子孫を増やすことになるというわけだ。

それにしてもモミジは、初夏のころからもうタネを飛ばす準備をしているんだね。

散歩から帰って、洗濯物を干そうとベランダに出ると、トンボが止まっていた。
まだ5月というのに、ずいぶん気の早いトンボだ。
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