善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

ニワトコのつぼみ

土曜日(8日)朝の善福寺公園は快晴。しかし、寒い。きのうは午後、雪が降った。
公園も寒々としているが、日溜まりはそれなりに温かみを感じる。
植物たちは春の到来を察知したのだろう、次々と花が咲き出している。

見たことのないつぼみを発見。まるでツブツブの緑の固まり。
ヒョイと見るとブロッコリーかタラノメみたいだが、ブロッコリーにしては小さすぎるし、タラノメが枝に生えてるわけばない。 
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帰って調べたら、ニワトコだった。
冬芽は大きな卵形をしていて、カラ?がはじけると中からつぼみが出てくる。
これがやがて開花すると、淡黄白色の無数の小さな花となる。

ニワトコはスイカズラ科で、漢字で書くと「庭常」と書くらしい。
庭にしょっちゅう生えているからだろうか。

ヨーロッパでは魔よけとしても利用。
薬効があり、古代エジプトでは治療薬にも用いられたとか。
木の材質は硬く丈夫で、キリストがはりつけになった十字架はこの木で作られたといわれている。
ハリーポッターの魔法学校の校長が使う魔法の杖が「ニワトコの杖」だとか。
何かコワそう。

沈丁花も咲き出して、いいにおい。
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サンシュユは今が盛りと咲いていた。
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