善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

求愛する?ホシゴイ

土曜日朝の善福寺公園は曇り。夜半に雨が降ったようだが、朝はさわやか。幾分涼しい。
 
おや? ホシゴイ(ゴイサギの幼鳥)が枝をくわえている。
細くて長い枝だ。
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いったい何をする気だろう?
しばらく様子を見ていると、何度かくわえ直したりしていたが、やがてポトリと水に落とした。落としたのか、落ちてしまったのかはわからない。
 
なぜホシゴイは枝をくわえていたのか?
考えられるのは「巣作りのため」だが、まだ子どものホシゴイにそんな気はあるのか?
それともエサの魚をこれで突き刺そうとしたのか?
これがホントなら大発見だ。
 
どうやらゴイサギは求愛行動として枝をクチバシではさむ行為があるらしい。
枝をクチバシではさみ、メスに向かって頭を上下に振ってアピールするのだという。
たしかに近くに別のゴイサギがいた。メスだったかもしれない。
ゴイサギの繁殖期は4月から8月ごろにかけてだから、ちょうど求愛の時期。枝をくわえてアピールするのは「一緒に巣作りしようよ」と誘っているのか。
まだ若造のくせして。
 
葉っぱの上に鳥の糞のようなもの。
近づくと糞が動き出した。
アゲハチョウの幼虫のようだ。
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アゲハの幼虫は若齢時は鳥の糞、終齢時になると柑橘系の葉に擬態するという。
天敵から身を守るための知恵なのだろうが、鳥の糞からよくもあんな美しい姿に変身するものだ。
 
雨上がりだからか、カタツムリ。 
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タツムリは夏の季語だという。