善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

寄り添うカイツブリ

木曜日朝の善福寺公園は曇り。どんよりとした空。涼しい朝だ。
 
2羽のカイツブリが仲よく泳いでいた。
23日前に久しぶりに1羽を見たが、もう1羽いたのか。 
イメージ 1

いつもならエサとりのためすぐに潜水をはじめるのに、けさは水に浮かんだまま、まるでくっつくようにして泳いでいる。 
イメージ 2

一方こちらはカワウ。羽を広げて乾かし中。 
イメージ 3

同じ潜水を得意とする水鳥なのに、カイツブリの羽は超撥水コーティングがされているので水から上がってブルッとすると水滴が弾き飛ばされるが、カワウの羽は撥水性がなく、潜水を終えると羽を広げて乾かさないといけない。
 
すると相当不便のようにみえるが、逆に撥水性がないおかげで浮力がつかず、水中での抵抗が少なくてすむ利点がある。
すると潜水力に関してはカイツブリのほうが不利なようだが、カイツブリカイツブリで、呼吸器官にあたる気嚢の空気を押し出すことで浮力の調節ができるのだという。
 
結局、どっちもどっちか。