善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

5つあるセミの目の不思議

木曜日朝の善福寺公園は曇りときどき晴れ。都心では午前7時にすでに30℃超だとか。
 
きょうは立秋。ということはきょうから「残暑」ということになるが。
けさも目立つのはセミの脱け殻。
羽化したてのセミもジッとしていた。
脱け殻とアブラゼミの成虫。 
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まだ十分に飛べないからか、近寄っても逃げていかない。
そこで顔を近づけてよーく見ると、頭の真ん中に光る3つの赤い点。 
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実はこれはセミの目。
セミ5つの目を持っていて、両脇の大きいのは2つの複眼。そして真ん中の小さい3つが単眼。
5つの目はセミだけでなくハチなどほかの昆虫にも見られるが、複眼は人間と同じように普通にものを見る役割を果たしていて、単眼はより高感度に明るさを感じ取る器官といわれている。
飛ぶときの姿勢制御なんかのときにはこの単眼の役割が大きいのでは、といわれている。
 
鮮やかな色合いのカメムシがいた。
キバラヘリカメムシのようだ。 
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おなかは黄色で、ヘリは黄色と黒色の縞模様。細い脚も白黒のツートンカラー。
マユミの木が好きなんだって。

背中が緑色で丸っこいクモ。
上手に網を作っていた。 
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こちらはジョロウグモ 
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まだ小さい感じ。秋に備えているのだろうか。