善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

スイス・フランスの旅 2

スイス・バーゼル2日目は終日観光。
泊まったのは「シティインバーゼル」というホテルで朝食つき。
パンやハム、卵、チーズなどのほか、デザートの果物も豊富だった。 
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9時前にホテルを出て、トラム(路面電車)で旧市街の中心地、マルクト広場へ向かう。
「マルクト(Marktplatz)」とは「市場」の意味。1500年代に建てられたという市庁舎の前に広場があり、朝市が立っていた。
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トラムで移動し、ノバルティス・キャンパスへ。
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バーゼルは世界的製薬会社であるノバルティスやロシュの本社所在地であり、特にノバルティスの本社の広い敷地はノバルティス・キャンパスと呼ばれ、世界各国の著名な建築家たちが手がけたオフィスビルが立ち並んでいる。そのうち日本人建築家(SANNA妹島和世西沢立衛)、谷口吉生安藤忠雄槇文彦)が手がけた建物が4つもあるんだという。
しかし、敷地内には一般人は入れないらしい。
門の当たりからかろうじて見えたのはカラフルなガラスのビル。 
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続いて行ったのはバーゼル市立美術館。 
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ちょうど現代美術とキュビズムの展覧会が開かれていた。
おもしろかったのが「セザンヌの影響」と題したコーナー。
セザンヌピカソを始めキュビズムの作家たちに大きな影響を与えたことで知られるが、セザンヌが見た風景をキュビズムの作家たちが描くとどうなるか。
セザンヌの作品。
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セザンヌに触発されてピカソが同じ風景を描くとこうなる。 
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ラウル・デュフィ 
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イケムラレイコという日本人作家の個展も開かれていた。 
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カミカゼ」と題する作品。 
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アマゾネス。 
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イケムラレイコは三重県津市生まれでケルン、ベルリン在住。1991年〜2015ベルリン芸術大学教授。2014年からは女子美術大学大学院の客員教授もしているという。
 
バーゼルの街並み。奥に大聖堂。
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しかし、大聖堂は工事中らしくて中には入れなかった。